2026年1月4日日曜日

第48回A問題 問2 気管および気管支について正しいのはどれか。

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2 気管および気管支について正しいのはどれか。1つ選べ。

1 気管には軟骨が存在する。

2 気管は食道の背面に位置する。

3 主気管支の太さは右の方が左より細い。

4 主気管支の長さは右の方が左より長い。

5 主気管支の分岐角度は右の方が左より大きい。


解答 1 1版P.89



【オリジナル解説


1. 各選択肢の修正と根拠

選択肢1:正しい

気管には、16〜20個の馬蹄形(C字型)をした気管軟骨が存在します。これにより、呼吸時の陰圧でも気道が潰れないよう「管」としての形態を維持しています。


選択肢2:誤り(正:気管は食道の「前面」に位置する)

喉元を触ると硬い軟骨を感じるように、気管は体の表面側にあります。そのすぐ後ろ(背側)を食道が通っています。


選択肢3:誤り(正:右の方が左より「太い」)

右の主気管支は左よりも太くなっています。これは右肺が3葉(上・中・下)あり、左肺(2葉)よりも空気の流入量が多いためです。


選択肢4:誤り(正:右の方が左より「短い」)

右は約2.5cm、左は約5cmです。右は太くて短いため、異物が入り込みやすい構造です。


選択肢5:誤り(正:右の方が左より「小さい(垂直に近い)」)

気管の正中線に対する分岐角度は、右が約25度、左が約45度です。右の方が「急峻で垂直に近い」ため、気管挿管チューブを深く入れすぎると右側に偏って入る(片肺挿管)原因になります。

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